自転車って?
実用性・デザイン・性能・価格・サイズなど、選ぶポイントはいろいろあります。
読んで字のとおり「自転車」は自分で転がす車でが、一口に「自転車」といっても用途に合わせてたくさんの種類があります。
自転車の種類
大まかに「一般車」と「スポーツ車」に分かれます。
「一般車」は、通勤・通学・買い物など日常的に比較的短距離を移動するための自転車です。いろいろなフレームデザインや車輪サイズのものがありますが、基本的な作りは同じです。
天候に左右されないように「泥除け」、汚れ防止に「チェーンカバー」、駐輪用に「スタンド」、手荷物積載のため「前カゴ・荷台」、夜間の走行に「ヘッドライト・テールライト・反射鏡」、盗難防止に「前輪or後輪錠」などが装備されてます。
「スポーツ車」は、走ること自体を目的として作られた自転車です。走る場所や目的に合わせて多くの種類がありますが、便宜上3種類に大別します。
1.舗装路で速く快適に走ることを目的とした「ロードバイク」
2.オフロードの野山を走れることを目的とした「MTB」(マウンテンバイク)
3.クローズドな場所や施設で行う競技専用車
それぞれに、細分化された競技に特化した純レースモデル・練習やファンライド用にアレンジされたスポーツモデル・一般道での使用を考慮したタウンモデルがラインアップされています。
他にも、
「業務用運搬車」=自転車のトラック。頑丈な車体や荷台が特徴。重くてスピードは出ませんが、たくさんの荷物や重い荷物が運べます。少なくなりましたが市場などで見受けられます。
「電動アシスト自転車」=発進や加速・登坂時にバッテリー駆動のモーターで人間がペダルを踏む力を補助するシステムを組み込んだ自転車です。人間の踏む力に応じて1:1~3倍のモーター力をプラスする。
などがあります。
自転車選びは洋服選びと同じです。
どんな自転車でもユーザーの気持ち一つであらゆる用途に使用できますが、効率的に気持ちよく利用するには自分にあった自転車を選ぶことが重要です。
どれを重視するかは貴方しだいですが、最終的にサイズが合わないと話になりません。
自分の体格に合っていないサイズの自転車は乗りにくく、疲れやすく、見た目も良くないのです。
①デザイン・予算を考慮して自分好みの自転車を何種類か選ぶ。
②自分の使用目的を考慮して候補を絞る。
③自分に合ったサイズがあるか確認し、あればその中から購入する自転車を決定する。
なければ、①に戻る。
TPOに合った自転車選び
ある程度使用目的や走り方が決まっている方はそれに添って選びましょう。
交通量が多く信号などでゴーストップが多いところで、舗装路メインで使用される方
・フラットバー仕様のクロスロードバイク
町中で歩道や公園・地道などを走ることが多い方
・フラットバー仕様のオフロード系クロスバイク
主に郊外を長時間のんびりと走りたい方
・ドロップバーでツーリング仕様のロードバイクやシクロクロスバイク
郊外の舗装路をハイスピードで長い距離を走りたい方
・ロードレーサー
オフロードの山道などを走りたい方
・マウンテンバイク